定年間近になってくると「年金」が待ってくれています。今まで働いてきた「証」・「ご褒美」です。
言い方を変えれば、定年まで頑張れるモチベーションワードとも言えます。でも、冷静になってみると「今までの積立金の返戻」なんですね?!

では、その楽しみに待っていた「年金」の中身を知っているかと聞かれれば、正直自信が有りません。

国民年金と厚生年金の違いは解りますが、第○号被保険者とか2階部分とか基礎とか老齢とか、いろんな言葉が出てくると頭が混乱します。

私の周りでも詳しい人は居ません。困ったことに私に聞かれることが多い状況です。

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我が国の「年金制度」ってよーくご存知ですか?

「年金制度」の詳細は「厚生労働省HP」→「厚生労働白書」→「年金」でご確認下さい。図解で解り易く説明されています。


(厚生労働省HPより)
HPでは「マクロ経済スライド」とか「企業年金の概要」「街角の年金相談センター」等も説明されています。

年金相談窓口は下記です。
「全国の年金事務所」「街角の年金相談センター」
「ねんきんダイアル」(0570-05-1165)
「ねんきん定期便・ねんきんネット等専用ダイヤル」(0570-158-555)

 

定年後に貰える年金は大体いくら位か知りたくは有りませんか?

正確には年金受給額です。各個人によって違いますが、老齢年金の平成28年度の平均を取ってみます。

①自営業者等(40年加入の第1号被保険者1人分)・・・・65,008円/月
②サラリーマン夫婦(40年加入で第2号被保険者+基礎年金夫婦2人分)・・・・221,504円/月

①は老齢基礎年金で40年間保険料を納付した場合の「満額」です。
②は老齢厚生年金で標準的(平均)な金額なので各個人によって違います。(平均月額報酬36万円の場合)

注目すべきは受給者の大半(60%)を占めている②の厚生年金(サラリーマンや公務員等)受給対象者です。

上記の金額はあくまでも平均なので、その金額は鵜呑みには出来ません。平均月額報酬の額も違えば、被共済組合対象者も含まれています。

正確な金額は年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」でご確認下さい。又、お近くの「年金事務所」へ行けば、親切丁寧に教えて貰えます。

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奥さんが一人残された場合の遺族年金はどうでしょうか?

奥様にとっては旦那さんが亡くなった後の年金が最も気になると思われます。「遺族年金」です。これも若齢と老齢とか奥様の就労状況とかによって異なります。

私の年代(老齢)だと、旦那さんが生きていて夫婦2人で受給していた金額の6割程です。先程の平均221,504円の6割で132,900円程でしょうか!
詳しくは遺族年金の詳細でご確認下さい。

年金額を確認する時に忘れてはならない重要な事とは?

それは、年金の手取り額を確認することです!

ざっくりとした計算では平均で年金総額の85~90%ぐらいだと認識下さい。

例えば高齢無職夫婦2人世帯で年金が月額23万円だとすると、手取り額は月額19万円~20万円程になります。

このからくりを確認しておきましょう!

年金から差し引かれる「負担すべき項目」は、「国民健康保険料・後期高齢者医療保険料・介護保険料・住民税・所得税」の5項目です。

75歳未満と75歳以上では計算式が変わります。又、お住いの市町村によっても金額が変わります。
私の75歳までを計算してみました。(千円単位の四捨五入で表示)
→ 条件=年齢65歳以上・無職・二人世帯・福岡市在住 

①年金総額・・・・・・・・・2,780,000円/年(232,000円/月)
②国民健康保険料・・・・・・131,000円/年(月額11,000円/月)
③後期高齢者医療保険料・・27,000円/年(月額2,300円/月)※百円単位
④介護保険料・・・・・・・・・・166,000円/年(月額14,000円/月)
⑤住民税・・・・・・・・・・・・・・・70,000円/年(月額5,800円/月)※百円単位
⑥所得税・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0円       ②~⑥=394,000円/年(約33,000円/月


手取り額は①-(②~⑥)=2,386,000円/年(198,800円/月)となりました。支給額の86%程です!

いやー参りました! 月に20万円足らずです。年金にも税金や保険料がちゃんと掛かるんですね?!

そして最後の年金ポイントです!
年金制度は常に変っている事を頭に入れておいて下さい。しかも不利な方へ・・・・ 😥
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