ある本を見つけました。阿部絢子著の「モノ・人・お金 自分整理のすすめ」です。

定年を期に「モノ・人・お金」を一度リセットしては如何という内容です。いわゆる「自分の整理」です。

整理項目として下記の5つが紹介されています。

  • 心の整理
  • モノの整理
  • 暮らしの整理
  • お金の整理
  • 人づきあいの整理

この切り口に沿って自分に当てはめてみました!

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心の整理=欲を整理する

年を取ってくるとどうしても「老い」と向き合います。若い頃と比較しがちです。

顔のシワ・筋肉のたるみ・足腰の衰え・記憶力の減退、他にも数え上げたらキリがありません。もう一度若い頃に戻りたい思いは誰しも持ちます。コレが「欲」

この本では、「老いることは嫌だけど、怖くなくなった。ジタバタしても仕方がない、と腹が据わった。」と書かれています。

自分に当てはめてみると、心の整理は全く出来ていません!

足腰の衰えを感じたので必要以上に運動して、膝を痛めています。最近流行の兆しが見えだした「卓球」にハマり、やりすぎて肩の腱板断裂となりました。髪が薄くなって来ているので「養毛剤」を使い出しました。健康に良いとされているサプリメントを常用しています。

今までは、自然とやって来ている「老い」への抵抗に一生懸命になっていました。その結果、膝痛・肩痛等の現象が起こっています。無駄な抵抗だったんですね?!

これからは「老い」を素直に受け入れる「心の整理」が必要なんですね。 それを実感している今日この頃です!

モノの整理=取捨選択する

家の中、現役時代からの「モノ」で溢れていませんか?

それは60年以上行きているわけですから、いろんな「モノ」が有って当然です。大きなのは家具類・電化製品・衣類等でしょうか。写真類も沢山有りますね。どれも生きた証で有り、思い出深いものです。それらは今まで必要な「モノ」でした。

でもちょっと立ち止まって考えてみましょう。これから定年後の人生が始まります。それもピンピンコロリです。これから必要な「モノ」だけを取捨選択して行きましょう!

今流行の「断捨離」の断行です。今お持ちの「モノ」を「要るモノ・要らないモノ・迷うモノ」に分ける。そして、「モノ」を増やさない。モノを買う時に3回考える。これらは断捨離の常道です。

 

さて、私の場合はどうでしょう?家内から「モノを捨てて下さい」と言われ続けています。つまり私はモノに執着する性格の持ち主です。「いつかは使うだろう派」です。

でも将来を考えたら、これらのモノは子供たちの「じゃまモノ」になります。2013年に亡くなられた推理作家の夏樹静子さんの本に有りました。母は、畳一畳分のモノだけ残していました。これが究極の断捨離でしょうか!

私も定年を迎えたら一度断捨離をしてみます。今までの思い出よりもこれからの事に切り替て見ようと思っています。

でも、どうしても捨てられないものの保管に「トランクルーム」をうまく利用している方も多いようです。

 

暮らしの整理=時間の遣い方を見直す

「定年から終末までの残された時間は○○時間」で触れていますが、我々の残された20年間の有効時間は10万時間です。

この時間は大変貴重です。今までの時間の遣い方を整理しなくてはなりません。無駄な時間は無駄です。

その時間整理に当っての大きなファクターが「今後何をするか」と言う事です。当然ながら時間は「する事」に多く費やされます。

 

私の場合はどうでしょう?

やりたい事は「世界一周」です。その為に、調べたりお金を調達したり家族の同意を求めたりする必要が有ります。又、体力も付けなければなりません。それらに時間を遣います。それに結びつかないあらゆる時間は無駄な時間です。

今までの時間の遣い方を変えなければなりません。付き合いが悪くなるかもしれません。目的のための時間の遣い方ですので、ご勘弁下さい。

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お金の整理=お金を仕分けする

民主党政権が誕生した時に「仕分け」が注目されました。あの時は予算の仕分けでした。国も予算を国債で賄うほどで、お金が有りません。

定年後も同じです。現役時代のように給料収入が有りません。頼みの綱は「年金」です。年金も国の財政よろしく毎年のように減額へ見直しされています。

 

我家も「仕分け」しなくてはなりません。

先ず家計の仕分けです。定年後に必要な「老後資金」はズバリ○○万円!で試算してます。年金収入では不足するので、貯蓄の切り崩しか稼ぐしか方法が有りません。

次にお金の遣い方の仕分けです。遣う(遣える?)金額を決めます。優先順位をつけます。必要なお金は遣います。無駄(不必要)なお金は遣いません。衝動買いは止めます。不必要な交際費は削ります。つまり単なるケチではなくメリハリをつけると言う事です。

具体的には、財布にいれる金額の上限を決める。著書では2万5千円。私は3万円。カードを使わず現金支払。たい焼きは1個単位で頼む。むやみにコンビニに行かない。意味のない飲み会やゴルフコンペには行かない。断る勇気を持つ!

最後に仕分けのポイントです。前述の「今後何をするか」に関わってきます。その為の仕分けです。通帳を3冊に分けます。

1冊目は銀行口座で主に年金の入金で有ったり生活費を賄います。2冊目は貯蓄のための通帳です。そして3冊目が「今後何をするか」のための通帳です。特に3冊目が重要で、通常生活費に手を付けない事を決めています。どんぶり勘定はやりません!

人づきあいの整理=変化への対応

「人づきあい」は変化します。特に現役時代と定年後では大きく変わります。特に定年後は現役時代の関わりが減り家族との関わりが多くなります。又、新しいことを始めたらその関係で新たな「人づきあい」が始まります。

私の同期で一緒に定年を迎える人がいます。その人は「定年後は会社の人との付き合いはしない」と言っています。つまり、定年後の過ごし方を決めているのです。その新たな人づきあいの中に会社時代の人は含まれていないのです。

 

私の場合はどうでしょうか?

多分、現役時代の人脈と新たな人脈と両方のつきあいが混在すると思われます。多分と言うのは、実は「今後何をするか」が明確で無いのです。確かに「世界一周」を目指してはいますが、今の人づきあいを完全に断つとまでは覚悟していません。

私は「人づきあい」は変化するので、自然に任せていけば良いかなと思っています。

 

以上5つの項目について自分に当てはめてみました。

定年後をこの様な切り口で考えてみるのは面白い試みでした。確かにどの項目も重要です。たくさんのヒントを貰いました。今後、事ある毎にこの切り口を参考に物事を判断して行きたいと思います。

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