台北に行ったら「国立故宮博物院」は外せません!中国4000年の宝物が何と65万点も所蔵されている世界的に有名な博物館です。

今回の旅行で一番行きたかったのが、この「故宮博物院」でした。

北京の「故宮博物院」との違いはなんだろう?

歴代の中国皇帝や皇太后はどんな宝物を愛用したんだろう?

中国大陸からどんなものを台湾に持ち込んだんだろう?

私はこんな疑問と興味を長いあいだ抱いてきました。

それが、今回の初訪問で解決しました!!!

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やはり台北の「故宮博物院」は展示物が一級品でした!

「国立故宮博物院」は私が最初から狙っていた観光地でした。

「故宮博物院」の画像検索結果

私は2002年に北京の故宮博物院(紫禁城)に行ったことがあります。それもあって、今回の台北の故宮博物院は出発前からものすごい思い入れがありました。

北京と台北の「故宮博物院」を体験しての率直な感想は、同じ名称でも随分おもむきが違っていたということです。どちらにも感銘を受けました。

北京の「故宮博物院」は紫禁城そのものが博物館といっても良いと思います。展示物もあったんですが、私の印象に残っているのは、明・清時代の歴史的な建物や風情でした。

反対に台北の「故宮博物院」は、展示物に圧倒されました。

いきなりの「肉形石」と「翠玉白菜」にビックリ!

それでは、さっそく台北の「故宮博物院」の宝物を見てみましょう!

チケット(250元=1000円)を購入して、前の団体客にくっつく感じで正面の広い階段を3階まで一気に上がりました。

「故宮博物院」の画像検索結果するといきなりこの二つの宝物が出迎えてくれたんです!これはサプライズでした。

この2つが台北故宮博物院で一番有名な宝物なんです。国宝なんです。いずれも清朝時代に作られた石の彫刻です。

手前が「肉形石」、まるで豚の角煮の様です。奥が「翠玉白菜」、よく見るとキリギリスとイナゴが白菜にとまっています。すごい技術です!ちなみに、この二つの宝物の大きさは手のひらサイズでした。

何と今日の目的が最初に果たされました。

一瞬肩の力が抜けましたが、足をすすめると更に興味を引く展示物がドンドン目に飛び込んできました。

中国の歴史に沿って器物・玉器・書画・家具・屏風・漢字源流物などたくさんの宝物が実際に展示されています。ガラス越しですが、手の届く距離で見れるんです。

私のような素人でも、どれもこれも一級品だというのはわかりました。本来だと中国の皇帝だけしか見れなかった宝物が、われわれ一般人にも見れるんです。これってすごくありません?

右上の置物がなんでか私の一番のお気に入りとなりました。銘板に何か書いてありましたが、判読出来ませんでした 😛

なお、展示物の表示は中国語と英語です。日本語を含む13ケ国語のヘッドホンガイドが用意されており、カメラの撮影もOKでした。

宝物の一部は下記の動画で確認いただけます!※この動画は4分33秒、日本語のテロップが流れます。

台北の故宮博物院に中国の宝物が渡ったわけは?

では、こんな貴重な宝物がなぜ台北で展示されているのでしょう?

ご存知のように、台北の故宮博物院の宝物はもともと北京の紫禁城にありました。それが、清王朝崩壊後の度重なる戦乱で戦火を避けるため最初は中国大陸内を転々としたんです。

満州事変では第一級品が北京から南京に移されました。その後、第二次世界大戦の終戦後に毛沢東率いる中国共産党と蒋介石率いる国民党が対立し国共戦線が始まります。

国民党は共産党に敗れ台湾に逃れるのですが、その時(1949年4月)に蒋介石が当時南京にあった宝物5,525箱65万点を台湾に輸送したんです。そして台湾で16年間保管され、やっと1965年に故宮博物院が完成し一般公開されることになりました。

つまり、これらの宝物は戦火のたびに中国国内を転々とし、最後に台湾にたどり着いたというわけです。台湾に運ばれなかった宝物は北京や南京に一部残っています。でも、一級品はほとんど台湾に運ばれています。

その様子は下記の動画で確認いただけます!※この動画は45分、中国語のナレーションです。

台北の「故宮博物院」で、ふと私の頭をよぎった事とは?

ところで、ワクワクしながら見ているうちに変な気持ちにおちいりました。

ここは台湾なのに展示している宝物は中国大陸産出の物ばかりです。

台湾の人はどう思っているんだろう?大陸の中国の人はどう思っているんだろう?

・・・・と疑問が湧いてきました。

台湾には3つの人口グループ【本省人(漢民族でもともと台湾にいた人)86%、外省人(漢民族で国共内戦後に大陸から来た人)12%、原住民2%】があります。

実に88%を占めるもともと台湾にいた人(本省人・原住民)にとっては、これらの宝物はよその国の物です。違和感はないのだろうか?

また、中国(中華人民共和国)の人は、もともと我らの宝物と思っていないだろうか?われわれの宝物を勝手に持ち出されたと思っていないのだろうか?

中国が台湾を併合したがっているのは、故宮博物院の宝物を取り返したいからなんではないか?

そんなことが頭をよぎりました!

そんなことも考えながら、故宮博物院で約3時間過ごしました。

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まとめ

いかがでしたか?

私は「故宮博物院」の感想を一言であらわすと、思った以上に「大満足」でした。

一流品が見れて、中国の歴史も学べ、また歴史に想いをはせることができました。

自然がおりなす景勝地もいいですが、人間が作り残そうとする営みの素晴らしさを改めて感じることが出来ました。

 

最後にワンポイントアドバイス!

「故宮博物院」には当初12日(日)に行くはずでしたが、日曜日は混むとの予想で13日(月)に変更しました。この判断が大正解でした。当日は韓国や日本の団体さんや欧米人の個人客などと一緒になりましたが、ちょうどよい混み具合でした。

これから「故宮博物院」へ行かれる方は平日をオススメします。

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